製作工程について

歯先焼入れ工程

スプロケット歯先高周波焼入れ

スプロケットの歯先部に、高周波の電磁波による電磁誘導を起こし、表面を過熱させて焼入れを行います。 歯先表面のみを硬化させて硬さを増し、内部はじん性を保った元の状態を保つことで、歯部の耐摩耗性と耐衝撃強度を向上させます。

キー溝加工工程

スロッターによるキー溝加工

スロッター(立削り)盤は、刃物を取り付けたラムが垂直方向に往復運動し、穴の内面を加工することが出来ます。スロッター盤は内面にキー溝やスプラインなどの加工に使います。取り扱いが容易で、少量生産に適しています。

ギヤ歯切加工工程

ホブ盤によるギヤ歯切加工工程

ホブ(刃物)をホブ軸に取り付け、ホブと歯車材に一定の回転運動を与えて歯切加工をします、平歯車、はすば歯車、ウォーム歯車などの歯車の歯切りをします。通常の歯車(インボリュート歯車)の他に、ホブの種類を変えることで、スプロケット、スプライン軸、タイミングプーリの歯切加工が可能です。

軸穴加工工程

NC旋盤等で、軸穴の旋削加工を行います。

下穴のスプロケット等にドリル、中ぐりバイトで穴内径を旋削加工します。
ボス外径段付き加工、外径溝入れ加工、内径段付き加工、穴の精密加工、段付穴加工等を行います。

ボス自動溶接加工工程

自動溶接によるボスの溶接仕上加工

弊社が開発した、自動溶接機により溶接の歪を最小化しています。

ボス自動溶接加工工程

自動溶接によるボスの溶接仕上加工

弊社が開発した、自動溶接機により溶接の歪を最小化しています。